黒い子供たち(笑)


ア:イオン様、無理しないで下さいね。
イ:分かっています。ですが、ガイを救うためです、多少の無理は見逃してください。
ア:ぶー。分かりましたぁ。
イ:では…行きます。
ア:(ごくり)
イ:…あの…アニス。
ア:何ですかぁ?
イ:その…僕はこれから、ガイの服を脱がせるのですが。
ア:はーい。さっさと終わらせましょ〜。
イ:…ずっと、見ているつもりですか?
ア:えー? わたし、イオン様が無理しないように見張っていなきゃならないし〜。それに。
イ:それに?
ア:実は、興味ありだったり♪
イ:解呪に、ですか?
ア:違いますよ〜☆
イ:……なるほど。それなら仕方ないですね。
ア:そうですよ〜☆
イ:本音を言いますと、実は僕も興味があったのです。
ア:ですよね〜☆ 
イ:解呪の前に、見ましょうか?
ア:賛成〜♪

(ガサガサ…ゴソゴソ…)

ア:はぁ〜。アニスちゃん、満足☆
イ:僕も堪能させて頂きました。では、解呪しましょう。
ア:あ、でも。この状態で起きたら、叫んじゃいますね。
イ:そこは、治療のためだと言いましょう。いえ、納得させましょう。
ア:そうですね☆ あと、イオン様が弱っているフリをすれば、説得力ありますよ〜♪
イ:では、そのように。
ア:は〜い☆


その後

ガ:…何でオレ、裸なんだ?
ア:治療のためでーす。
イ:すみません…こうしないと解呪が…(ヨロヨロと)
ア:イオン様、結構無茶やったんだから文句言わないの。
ガ:……そう、なのか。そりゃ、すまなかった。
イ:いえ…(内心、ニヤリと)
ア:(内心、笑い)


ガ:…何か、腑に落ちないな。それに、色々された気がするのは何故だ? inserted by FC2 system